プロジェクターでゲームはできるのかな?
どっちでプレイするのが良いんだろう?
仲間と一緒にワイワイと盛り上がりたいならプロジェクターがおすすめ、一方でスコアを競うゲームならラグが少ないモニターが適しています。
この記事ではアラジンマルカやAladdinXなどのプロジェクター、そしてモニターを使った時との使用感の違いを、具体的なゲームタイトルや写真を交えながら解説していきます。
筆者自身、プロジェクターで映し出されたゲームへの没入感にハマっています。
皆さんにもその体験を是非してほしいと思っています。
用途に合わせて上手に使い分ければ、ゲームの醍醐味が倍増するはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
プロジェクターのメリット・デメリット
プロジェクターの特徴やプロジェクターでゲームをするメリットをざっくりとご紹介します。
ここでは主に、アラジン マルカとAladdinXのプロジェクターを参考にしています。
- みんなで楽しめる
- 圧倒的な迫力
- 美観を保つ
- 強い日光に弱い
- ほんのわずかな遅延
- 距離がいる
プロジェクターのメリット
みんなで楽しめる
アラジンマルカでゲームをする魅力は、仲間と一緒に没入体験ができる点です。
100インチの超大画面に映し出される臨場感溢れる映像は、全員が同じ興奮を共有する連帯感を生み出します。
プレイヤー以外の観戦者も一緒に歓喜と驚愕を共有できます。
圧倒的な迫力
アラジンマルカなら、なんと横1.9m、縦1.08mもの壮大な映像が目の前に広がり、圧倒的な大きさに驚くでしょう。
テレビの小さな画面では見逃してしまいがちだった小さな細部も、この超大画面なら存在感たっぷりに浮かび上がってきます。
遠くの景色や重要なアイテムなど、些細な要素ひとつひとつを見逃すことなく捉えられるのです。
臨場感に酔いしれ、遠近感を体感し、目に映る世界の奥行きに圧倒されるプロジェクターならではの映像体験が、ゲームの世界をよりリアルに引き立たせてくれることでしょう。
美観を保つ
アラジン マルカは使わない時もインテリアの邪魔をしないのがメリットです。
モニターは使わない時も黒い画面が部屋に存在感を放って、部屋の雰囲気を大きく変えてしまいます。
アラジン マルカは電源をOFFにすると投影されている画面は消えて、ただの壁に。
使わない時は時計や風景を投影しても部屋のテイストが変わって楽しめます。
インテリアにこだわりがある人はアラジン マルカを使うと部屋のおしゃれ度が増して気分が上がります。
プロジェクターのデメリット
アラジン マルカやAladdinXのようなプロジェクターを利用してゲームを楽しむ際は、いくつかの注意点があります。
自分の使用環境に合わせてプロジェクターやモニターを選びましょう。
強い日光に弱い
アラジンマルカは強い直射日光と相性が悪いです。
青や赤の光はあっても黒い光はありません。
プロジェクターは壁に光を当てて映像を見る仕組みになっているため、壁に強い光が当たっていると映像の濃淡が表現されにくくなってしまいます。
もし強い光が当たっている壁に投影したいなら、遮光カーテンの設置やプレイ時間の調整をして日光の影響を抑えるための対策が必要になります。
ほんのわずかな遅延
ゲームのタイミングが命取りとなるシューティングなどの本格的なプレイには、遅延のない有線接続が不可欠です。
Wi-Fi接続だと僅かながらも遅延が生じてしまうため、狙いを定めるタイミングがずれたかと疑心暗鬼に陥りかねません。
一瞬の遅れが命運を分ける瞬発力を求められるゲームにおいては、Wi-Fi接続は避けるべきでしょう。
その点、AladdinXのようにWi-Fi接続のみのプロジェクターではなく、有線接続に対応したアラジンマルカなら、遅延の心配はありません。
プロジェクターでゲームを存分に楽しむなら、有線/無線のどちらで接続可能かを事前に確認しましょう。
距離がいる
プロジェクターでゲームを堪能するには、適切な距離を確保することが重要です。
投影される映像は大画面になるため、あまり近すぎると最前列の映画館席のように違和感を覚えてしまいます。
大画面の迫力と臨場感を十分に味わうには、ある程度の距離を保つ必要があります。
私が使った感覚では100インチ投影で最低でも1.5mの間を開けると見やすいです。
また、プレイヤーの位置によっては有線コントローラーの長さが足りなくなる場合も。
ワイヤレスコントローラーの活用など、プレイ環境に合わせた工夫が欠かせません。
プロジェクターが合うゲーム
プロジェクターで楽しめるゲームの種類を大きく分けて4つピックアップしてご紹介します。
- みんなで楽しむゲーム
- すごろく系ゲーム
- ライフシュミレーションゲーム
- ホラーゲーム
みんなで楽しむゲーム
家族や友達みんなでゲームをするなら、アラジン マルカやAladdinXなどのプロジェクターが活躍します。
大人数でゲームをすると、端に座っている人には画面が見えにくくなり、ゲームの面白い瞬間を見逃したり、孤独を感じたりすることも。
一方、アラジンマルカやAladdinXなどのプロジェクターを使えば、壁一面に大画面を映し出すことができて、部屋のどこにいてもプレイ画面を余すことなく視聴できるので、全員が同じ臨場感を共有できます。
みんなが一体感を持ってゲームを遊べる満足度の高さから、アラジン マルカやAladdinXでゲームを楽しむのに最適な選択肢と言えるでしょう。
すごろく系ゲーム
AladdinXやアラジン マルカは全体が把握できるすごろく系ゲームにも相性抜群です。
すごろく系ゲームは人数が増えるほど楽しみが倍増するはずですが、画面の小ささが足かせになっていました。
プレイヤーが多いと文字盤やマスが見えにく、全体の状況を把握できなくなって、面白さが半減。
しかし、プロジェクターを使えば、最大120インチにも及ぶ大画面で、部屋のどこにいてもボードゲームの全体像を明確に把握できるように。
戦況の確認がスムーズにできるため、熱のこもったゲームプレイを楽しめるのが大きなメリットです。
ライフシュミレーションゲーム
村を作ったり、動物を育てたりするゲームをプロジェクターですると、キャラクターや村への愛着が深まります。
モニターの小さな画面では、ゲーム内の景色やキャラクターはあくまでもゲームの中の出来事に過ぎませんでしたが、プロジェクターで投影すれば、キャラクターが現実味を帯びて迫ってきます。
巨大な画面で立体的に表現されるのを見られるのは感動的でした。
アラジンマルカやAladdinXでゲームの世界への没入感が飛躍的に高まり、より一層ゲームを楽しめます。
ライフシュミレーションゲームをプレイする時は、ぜひプロジェクターの引き寄せられるような没入感の体験がおすすめです。
ホラーゲーム
プロジェクターを使ってホラーゲームをプレイすると、モニターではなし得ない臨場感と恐怖感が倍増します。
モニターと比べて、プロジェクターは画質が劣るものの、その特性がかえってホラーゲームの世界観を引き立てます。
登場人物がかなり大きく表示されるため、まるで目の前に現れているかのような迫力が。
家がお化け屋敷になる
さらに、プロジェクターでは画面の枠がないため、ゲームの世界と現実の境界線が消えたような感覚に陥ります。
部屋を真っ暗にしてホラーゲームをプレイすれば、まさに廃墟を歩いているような錯覚で、そのリアリティと没入感に怯えることでしょう。
「怖い物しらず」な人でも、プロジェクターでホラーゲームをプレイすれば、予想以上の恐怖に襲われる可能性があるので、ぜひ挑戦する価値はあります。
光が入る日中は避けてのプレイがおすすめです。
モニターのメリット・デメリット
モニターの特徴やゲームをするメリットをざっくりとご紹介します。
- 高い解像度
- スピード重視
- 明るい部屋もOK
- 大きい画面は高い
- 移動が大変
- オフでも存在感
モニターのメリット
高い解像度
色の再現性を重視するならば、モニターがプロジェクターに勝るでしょう。
特に繊細な陰影表現を重視するゲームにおいては、モニターならではの正確な色再現が映像の味わいを存分に引き立ててくれます。
スピード重視
有線接続だと、FPSなどのスピード感を重視するゲームにも不安なく使えるのが大きなポイントです。
ゲームに特化した機能や性能があるモニターで使い心地に差が出ます。
- 反応速度
- リフレッシュシート
- 同期技術
- 色域とコントラスト
通常のモニターではなくゲーミングモニターでゲームをすると高速で滑らかな映像を楽しめるメリットがあります。
明るい部屋もOK
モニターは明るい部屋でも映像が鮮明に見えるのがプロジェクターにはない大きなメリットです。
黒い光はないため、壁の暗さが映像の暗さになるプロジェクターは、黒色が多いゲームでは鮮明さが落ちます。
モニターは画面が黒いので明るい場所でもどんな色も綺麗に見えます。
モニターのデメリット
大きい画面は高い
ゲーミングモニターは23や27インチが種類で、100インチのテレビなどのモニターを買うと100万円を超えるのもざらです。
100インチで十数万円のアラジン マルカやAladdinXと比較するとかなり高額ですね。
画面が大きなモニターを買うのは現実的ではありません。
移動が大変
本体サイズが大きいモニターは引越し時の破損リスクが高いです。
アラジンマルカなどのプロジェクターは四角い箱のような形をしていて、割れやすいレンズも飛び出していないので安心です。
オフでも存在感
モニターは置いておいても黒い物体が存在感を放つため、部屋の雰囲気によっては邪魔になるでしょう。
モニターが合うゲーム
モニターを使うとより楽しみやすいゲームを大きく分けて2種類ご紹介します。
- FPS
- レーシングゲーム
FPS
ほんの一瞬の反応の遅れが命取りになるゲームは、モニターでのプレイが最適な選択肢です。
ゲーミングでは、ほんの僅かな遅延でも致命的な結果を招きかねません。
プロジェクターの多くがWi-Fi接続を採用しているため、わずかな遅延が生じる可能性があります。
- 反応時間の遅れ
- エイムの精度の低下
- 移動の不一致
一方、高いリフレッシュレートと反応速度を持つモニターを有線接続すれば、遅延リスクを回避できます。
FPSのようなスピード感溢れるゲームでは、アラジンマルカやAladdinXのプロジェクターではなく、ゲーミングモニターの方が最適な選択でしょう。
レーシングゲーム
スピード感と車のリアリティを求めるレーシングゲームでは、モニターでプレイするのがおすすめです。
ゲーミングモニターは、画像信号の処理速度が高く、ミリ単位の調整を必要とするレーシングゲームに適しています。
メタリックな質感や超高速な反応を重視する大人向けのリアルなレーシングゲームは、モニターで遊ぶのが最適と言えるでしょう。
ただし、アラジンマルカなどのプロジェクターの中には、有線接続を可能にしたモデルもあり、遅延の問題を軽減可能です。
LEGOⓇ DC Mighty Microsのようなカジュアルなレーシングゲームであれば、プロジェクターでも十分に楽しめます。
- ニード・フォー・スピード ノーリミットレーシング
- Idle Racing GO: Clicker Tycoon
- ジェットバイクブラスター
- アスファルト9 Legends
個人的にAladdinXでやって最高だったゲーム
やったゲームの中で個人的に面白かったのは、超原人とドンキーコング、マイティマイクロです。
昔プレイしていた小さな画面とは比べ物にならないほど、キャラクターたちが圧倒的な存在感を放っていて、まさにワクワクする体験でした。
プロジェクターのスケールメリットを存分に味わえて、ゲームの世界により没入できたのが何よりも良かったです。
マイティマイクロはAladdinXやアラジン マルカで無料でプレイできるので、興味がある人はプレイしてみてください。
アラジンマルカとゲームの接続方法の詳細はこちら
まとめ:ゲームによってプロジェクターかモニターを選ぼう
今回はゲーム別の使うべきプロジェクターとモニターについて解説しました。
プロジェクターとモニターで楽しめるゲームの特徴の違いは以下の通りです。
- みんなで楽しむゲーム
- すごろく系ゲーム
- ライフシュミレーションゲーム
- ホラーゲーム
- FPS
- レーシングゲーム
プロジェクターはどこに居ても見やすく、みんなで楽しむゲームや全体を見ながらプレイするゲームにぴったりです。
反応スピードを重視するゲームをするならモニターが合うでしょう。
私はプロジェクターを使い始めてから、視界いっぱいに広がるゲームの世界への没入感が楽しくてハマっています。
ランキングで戦う人には無理にはすすめませんが、他のゲームをしている人はぜひ使ってみるのをおすすめします。
コメント